ロッテの高卒ルーキー松川虎生(まつかわ こう)選手が開幕戦でいきなりスタメンマスクを被るのではないかと注目されています。もしそうなれば1955年大映スターズの谷本稔(八幡浜高)選手、2006年西武ライオンズの炭谷銀仁朗(平安高)選手に次いで3人目だそうです。
井口監督はそうとう期待しているみたいです。
ダイエー時代の同僚、城島健司捕手を超える存在になるかも知れないってくらいに。(貴ちゃんねるず情報)
ところでプロ野球の世界でルーキーのキャッチャーがいきなり開幕スタメンマスクって高校生に限らず大卒、社会人ルーキーでもそんなに居ないんじゃないかと思って調べてみました。
ルーキーで開幕スタメンマスクを獲得した捕手
1955年 大映スターズ・谷本稔(八幡浜高)
1978年 読売ジャイアンツ・山倉和博(早稲田大)
2001年 読売ジャイアンツ・阿部慎之助(中央大)
2006年 西武ライオンズ・炭谷銀仁朗(平安高)
2016年 横浜DeNAベイスターズ・戸柱恭孝(NTT西日本)
2022年 千葉ロッテマリーンズ・松川虎生(市立和歌山) 追記2022.3.26
自分が調べた限りではこの5人しか分かりませんでした。
全てではない可能性が高いと思うので、もしご存じの方はご一報いただけると幸いです。
開幕スタメンではなかったドラフト上位名捕手の初出場
ルーキーキャッキャーの開幕スタメンマスクはかなり少ないのは間違いなさそうです。
キャッキャーは経験が必要なポジションだけに、いきなり新人に任せるというのは余程の期待がないと実現しない。
過去にも注目ルーキー捕手は何人かいました。その人達はどんなデビューだったのか。
パッと思い浮かぶ名キャッキャーの初出場を整理してみます。
田淵幸一(阪神タイガース)
法政大から鳴り物で入団。開幕スタメンは逃すも開幕戦で代打出場し三振。
中尾孝義(中日ドラゴンズ)
プリンスホテルからドラフト1で入団。開幕スタメンは果たしていないが開幕1か月後には正捕手の座に。
古田敦也(ヤクルトスワローズ)
トヨタ自動車からドラフト2位で入団。メガネの捕手という点で評価が疑問視されていた。
初スタメンはルーキーイヤーの4月28日。
梅野隆太郎(阪神タイガース)
福岡大からドラフト4位で入団。開幕スタメンは逃すが代打で出場し、その裏からゲーム終了までマスクを被る。