高校野球 球数制限

最近、高校野球の投手の球数制限導入に注目が集まっていますね。
以前から甲子園での投げすぎから問題視されていましたが、DeNA筒香選手が記者会見で発言したり、全国高野連に先立って新潟県高野連が先行して球数制限を導入する方針で話題になっています。

この件について私個人の感想は「益々、選手層の厚い私立高校に有利になるな。」と思ってしまいますね。

控え投手にも有能な投手がそろっているチームは、ピッチャーが交代しても戦力ダウンにはならないでしょうが、選手層の薄いチームでは明らかに戦力ダウン。
分かりやすいのが去年の大阪桐蔭と金足農業。控え投手までプロに行ったチームと、9人で戦ってきたチームとじゃ選手層が明らかに違う。

高校野球が益々プロの予備軍化するような気がします。
球数制限の議論も、そもそもプロで戦える投手を潰さないためにっていう意見でしょうし。

でも、実際はほとんどのチームは公立校の部活動で選手数がそんなに多くないチームも多いです。地方では複数校の合同チームで予選に出場する学校だってあります。
甲子園に出場できそうなチームって、どの都道府県でも1~2割程度でしょう。一部の有力校が益々有利になるルールってどうなんだろう?って思います。

野球は戦力が薄くても、持っている戦力で戦い方しだいで勝てる可能性もあるのが魅力で、私が野球好きなのはそういう所なのですが。
実際、自分も高校時代そういう気持ちで強豪校と戦っていただけに複雑に思います。

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