盗塁を阻止するためにはキャッチャーが強肩なだけではなかなか難しい。
ピッチャーが大きなフォームで投げていては、いくら強肩捕手でも刺せません。
盗塁阻止のカギはピッチャーとキャッチャーの共同作業です。
そこで求められるのがピッチャーのクイック投法(クイックモーション)です。
クイック投法とは単純に早く投げるということですが、じゃー実際にどのくらいのスピードで投げればいいのか?
カギになるのが「1.2秒」という数字です。
山本昌さんが説明しているのをテレビで見ました。
ピッチャーが投球動作を始めてからキャッチャーのミットに届くまでの時間が1.2秒以内というのが目安になるそうです。
これが1.3秒だとプロの世界では誰にでも走られてしまうほど遅いってことだそうです。
このコンマ1秒が大きな差なんですね。
逆に1.1秒ならかなり優秀なクイック投法になりますが、そうなると肝心な良いボールを投げるのがプロでもなかなか難しいとか。
早くても遅くても大きなコンマ1秒なんですね。